ツールドフランス(7月7日~7月29日)があと一ヶ月と迫ってきました。
それに先駆けて、前哨戦ともいうべきクリテリウム・デュ・ドーフィネが始まっています。
各チーム、ツール出場メンバーのセレクションだったり、エース級の最終調整だったりして、意外とドーフィネで優勝した選手がそのままツールで総合優勝することもあるので、非常に注目される大会です。
バイクメーカーにとっては新型車をツールに投入する前の実戦テストみたいな感じでしょうか?
昨年のドーフィネではスペシャライズドからTARMAC SL6がデビューしました。
オールラウンダーの位置付けでありながら先代VENGEと同じ空力性能を持ち、クイックステップの年間最多勝利やペーターサガンの世界選手権3連覇と活躍は言わずもがな。
さて今年は。。。?
やはり投入してきました。新型v。。いや、新型エアロロード(汗。
このエアロロードはまさか。。。詳しく見てみましょう。
なだらかでストレートなパイプで構成されています。VENGEviasを進化させたような。。?バイク重量も非常に軽そうだ。。
ディスクブレーキホースやDi2ケーブルはおそらくハンドルからステムに内蔵されている様子。ハンドル周りにはケーブル類は一切見当たりません。
ケーブル内蔵ハンドルのバイクを購入するなら、ボディージオメトリーフィットを受けてから購入されることをオススメします。
Di2ジャンクションが見当たらないと思いきやシートポスト内蔵です。新しい!
そんなハンドル周り。エアロハンドルのクランプ部分にはカバーが装着され一体感がありますね。
シートステー周り。ディスクブレーキ化のメリットは制動力の向上だけがクローズアップされがちですが、それはわずかなこと。
ディスクブレーキ化することで、フォークやフレームの自由な設計ができるようになり、空力が良くなりきちんと剛性としなりを持たせることができます。
いやー、楽しみですね
ツールではペーター・サガンやフェルナンド・ガヴィリアが最先端のエアロロードで大暴れしてくれるでしょう。
一昨年はROUBAIX 、昨年はTARMACときましたから次はv。。おや?誰か来たようだ。。。