本日10月9日(金)20:00~
スペシャライズド・ジャパンのスタッフがFACEBOOK上でAETHOSを詳しく解説
「AETHOS SBCU TALK」開催!!
https://www.facebook.com/specialized.japan/posts/3927265397301710
サイクレスタ店内でもモニターでご覧いただけます。
ぜひご覧ください!
このブログを読んでいただいてる方で、レースに出ることがメインでロードバイクに乗っている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
おそらくレースに出ない方が大多数ではないかと思います。私だってその1人。
全く出ないわけではないけど、メインは長距離のサイクリングです。
スペシャの社員たちもグラベルを楽しむ人、食べ歩き、ヒルクライム、ロングライド、MTBer等。
レーサーはむしろ少なく、私たちと変わらずスポーツバイクを楽しんでいます。
今日新たに発表されたのは、
普段グランツールで勝つためのバイク作りを研究している彼らが、レーシングのためではなく、速さやエアロを競うのではなく、自由に、気ままに、シンプルに走りを楽しむためだけに。鬼才ピーター・デンクを招聘し、妥協なく技術を結集して作られた1台
AETHOS エートス。
このバイクを作るにあたり目指したのは人生最高のライド。
シンプルさを追求するためロゴを極力廃止、
ラウンド形状を採用しクラシックだがスタイリッシュで最先端を行くバイク
これまでのこだわり、エアロ、重量、ロゴといったレースバイクのしきたりを破る、これまでのカーボンロードバイクとは対極にあるバイクと言えます。
もしFact10rカーボンでAETHOS PROなどセカンドグレードを作るなら、フレーム700gほどに収まると思います。
ここまで軽いと耐荷重が心配になりますが、なんと125kg。
ラインナップ
S-WORKS AETHOS フレームセット 550,000円
S-WORKS AETHOS
DA完成車・SRAM eTAP完成車 1,320,000円
カラー:Gross Clay/Flake Silver
次のマイバイクはAETHOSです。コンセプトが気にいり自分用に買いました。
特に軽量パーツを盛らず、ペダルレス6.3kg
フレーム重量は白系塗装のため650g、フォーク290gでした。
フルDAに変えれば6.1kgほどになると思います。
200kmオーバー乗りました。
直前まで乗っていたS-WORKS TARMAC SL6との比較がメインになります。
剛性はSL6が高く、ピンポイントでパワーをかけていく回転系のペダリングになりますが、AETHOSはペダリングのリズムが明らかに異なります。スイートスポットの許容範囲が広くダンシングで駆け上がっていくのが心地良く脚当たりが良く感じます。
低ケイデンスでもきちんとスピードが乗ってくれます。
同じFact12rカーボンを使用しているのにこうも乗り味を変えられるのかと感心します。
柔らかいかと言えば全くそんなことはなく
YONEXやグラファイトデザインのフレームに似てるけど必要な剛性を高め洗練された印象は、非レーサーに向けて作ったというスペシャのプロモーションは当てはまらず、レースしようと思えばUCI認証レースを十分に走れるバイクです。
羊の皮を被った狼とはまさにAETHOSのこと
きっと最軽量フレームであることが各メディアにクローズアップされるのでしょうが、AETHOSにとっては軽量であることなど大したウリではありません。
これほどの乗り味の良さ、ニュートラルなコーナリング、加減速のバランスの良さ。この扱いやすさは軽いこと以上の「買って良かった」が詰まっていました。
ふらつきなど一切なく扱いやすいバイクだと思います。
エアロを纏ったTARMAC SL7が速いのは確かです。
ガツンとした加速感やトップスピードやこれ以上ない爽快感はレーシングバイクならでは。
人気があるのも頷けます。
スピードを求めるならTARMACが第一候補になると思います。
しかし、ロングライドやグランフォンド、ヒルクライムに出るならAETHOSの方が恩恵が大きいのではないでしょうか。
AETHOSは、気の赴くままシンプルで思い通りに気持ちよく走ってくれるバイクが良い。たまにはレースも出るけど。
それがよりハイパフォーマンスなバイクだったら魅力的だと思う。
そんな向きにぴったりなバイクだと思います。
ミニマルなグラフィックも相まって
私自身、長く付き合っていける「マイバイク」としてとても気にいってます。
最高のライド体験を。
今回もSL7同様、入荷量少なく早めのご予約をお願いいたします。